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月の土地日記(第3弾)
2006 / 03 / 06 ( Mon )
前回に引き続き、「月の土地」販売について、考えてみます。

月と同じような条件(ではないか?)と思われる「南極」については「南極条約」というのが存在しています。

■南極条約の主旨(いつもどおり、すごく要約)

◎平和的目的のために利用されて、国際的な不和の舞台とか対象にならないことが全人類の利益になるよね。
◎科学的調査を国際的に協力してやることが、科学的知識に対する実質的な貢献になるよ。
◎科学的調査の自由(協力の維持)と発展の基礎を確立することが、みんなの利益とか進歩に繋がるよね。
◎平和的な目的、国際間の調和を図ることが、国連憲章の目的と原則に沿うんじゃない?

南極条約には、「軍事利用の禁止」「科学的調査の自由と協力」「領土主権・請求権の凍結」「核や放射性廃棄物などの処分の禁止」などが謳われています。

また、南極条約では、その条約の締約国とその国民の領土主権や請求権を主張することを禁じています。

つまり、「南極の土地」は売ることができません。


この条約には、アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、フランス、日本、ニュージーランド、ノルウェー、南アフリカ、ロシア、イギリス、アイルランド、アメリカなどが署名をしているようです。


前回紹介した月協定と似たような内容(主旨)だと思うのですが、多くの国(先進国)が「南極条約には署名」し、「月協定には署名しない」とする理由が、いまいちよく分かりません。

月については「得体の知れない部分が多すぎるので、もう少し様子を見よう」ということなのでしょうか?
有用な資源や鉱物が出たときに、それに対して「何らかの権利を主張したい」との考えがあるのでしょうか?

そもそも、各国やその機関は何のために宇宙開発に人命とお金、時間と労力を注ぎ込んでいるのでしょうか?

正直、今までそんなことを考えたことがなかったので、「人類の夢とロマンと科学の進歩のため」のような漠然とした認識を持っていたのですが、それだけではないのかもしれませんね。


で、土地の所有(権)について考えてみます。(専門家ではありませんので、あくまで個人的な意見です)
現在の日本の考え方で行くと、「土地を所有している」というのは、その土地の「所有権を有している」ということだと思います。

たとえ、その土地に居住・利用していなくても「その権利」を有していれば、その土地はその権利を持っている人(など)のもの。だということです。

【ケース1】
Aさんが、とある山(の所有権)を持っていたとします。

その山にはたくさんの植物が生え、そこでは様々な生き物達が生活をしています。

Aさんは、法律の範囲内であればその山を宅地にしたり、畑にしたりすることができます。たとえその開発によってたくさんの生き物達がそこで生きていくことができなくなっても、、、です。

また、その山で温泉や原油などがでてきたりしたら、その資源はAさんのもの(だと思います)。

資源は別としても、他の地域と多くの係わり合いを持っている環境(自然生態系など)というのは、間違いなく特定の人や組織のものではないと思われます。

でも、違法でない限りは誰もそれを止めたり、邪魔したりすることはできません。

土地の所有権って何でしょう?領土って何でしょう?

もちろん、この考え方がなければ人間社会は成り立っていかないとは思います。


【ケース2】
あるところにB族という牛と共に暮らす遊牧民族がいました。
B族は季節と共に、牛たちの餌のある場所を移動しながら、その生活を維持しています。

あるとき、外部からCさんがやってきて、とある土地の権利をその国で定められている方法で主張し法的にもCさんの領土としてしまいました。

Cさんの土地には牛たちの餌さとなる草がたくさん生えていたのですが、B族はその土地の餌を牛たちに食べさせていくことができなくなり、B族の牛たちは死んでしまいました。

B族にはもともと、特定の土地の所有権を主張するなどという文化はありませんでした・・・



土地所有に関わる問題というのはあくまで人間同士の間においてのルールですが、その土地から産出される資源や鉱物、はたまた自然環境というのは別の枠組みで考えるべき問題なのではないかと思います。そして、それらを定義するのも、また人間が作った法や条項である・・・

環境とか資源を保護するためのガイドラインを示すことはできるのでしょうが、奇麗ごとを言いはじめると、なんだか釈然としません。

ともあれ、この「月の土地を買う」ということがきっかけで、今まで全く考えたこともなかった宇宙空間というものに対して色々と自分なりに考え、少しだけ身近な存在になった。というのは確かです。

仮に「月の土地を買った」として、今の生活が何も変わるわけではないとは思いますが、どうせ宝くじを買うくらい(買ったことないケド)なら、夢のあるものに使っても良いのではないでしょうか?

約3,000円という金額以上の自己満足が得られるのは間違いないと思います。

※この自己満足のおかげで、上記のような様々な側面が生まれることもまた事実です。

この件については、自分でどれだけ考えても明確な答えはでてきそうにありませんが、仮にその売った土地が後々「無効になってしまった」としても、買った人にとっては相応の夢や楽しい時間を得られた訳ですので、それだけで十分なのではないかと思います。
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